2014年4月3日 映画『チョコレートドーナツ』試写会付シンポジウムを開催しました

        

 

2014年4月3日、渋谷・映画美学校にて試写会のあと、

 映画『チョコレートドーナツ』に見る“LGBTが親になること”

をテーマにシンポジウムを行いました。(主催:RFC(レインボーフォスターケア)、ビターズ・エンド  推薦:全国里親会)

 試写会の興奮冷めやらぬ中、ビターズエンドの藤森さんの司会で、3人のパネラー、山下敏雅弁護士、木ノ内博道さん(全国里親会副会長)、藤めぐみ(RFC(レインボーフォスターケア)代表)が、「チョコレートドーナツ」の映画に絡めて、日本の社会的養護とLGBTについて熱く議論を交わしました。 

テレビ、ラジオ、新聞社等のメディアの方を含むたくさんの方のご来場、本当にありがとうございました!

 

週刊朝日5月2日号に『チョコレートドーナツ』映画評が掲載されました

2014年4月22日 週刊朝日5月2日号 ツウの一見「人が『親になっていく』その過程に号泣しました」 RFC代表 藤めぐみ(71ページに掲載されています)

 

【『チョコレートドーナツ』は2014年4月19日より全国順次ロードショー!】※現在、映画上映は終了しています。 

1979年、カリフォルニア。シンガーを夢見ながらもショーダンサーで日銭を稼ぐルディ。正義を信じながらも、ゲイであることを隠して生きる弁護士のポール。母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年・マルコ。

ルディとポール、このゲイカップルがマルコを愛情たっぷりに育てるものの、偏見の目を向ける人たちがいて…。

差別と偏見と闘いながら、必死に大切な一人の人生を守ろうとする彼らを通して、家族とは何か、愛情とは何か…を考えさせられる映画です。 

 

 

「アメリカにはLGBT(レズビアン、ゲイ、バイ・セクシュアル、トランスジェンダー・トランスセクシュアル)で子どもを持っている人が百万人いる。養子を持ちたい、許されるなら親になりたいという意思を表明しているLGBTの人たちが200~300万人いる。彼らが精神的、感情的、心理的に適合した人物なら、そして安全で、安定した家庭があり、他の誰もが望まないような誰かに愛情を与えることができるなら、ドアが閉まったベッドルームでプライベートに何をしようと、その人物は子どもを家庭に受け入れることが許されるべきなんだ」ーートラヴィス・ファイン(監督・脚本・製作)

「この映画はゲイの権利、養子、障がい者を僕たちがどう見ているかについて語っているけれど、一番重要なのは”家族”について、他人をいたわり、愛するという誰もが持つ基本的な欲求を描いている点だ」--アラン・カミング(ルディ役)

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